2017年度 言語管理研究会「接触場面と言語管理」分科会開催のお知らせ

2017年度 言語管理研究会「接触場面と言語管理」分科会開催のお知らせ

昨年度から3つの分科会によって進められることになった言語管理研究会ですが、今年度第3回目は「接触場面と言語管理部会」の分科会を下記のとおり開催いたします。皆さまお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日時:2018年3月3日(土)14:00-16:30
場所:神田外語学院 3号館4階 3-401教室
アクセス:http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/access/

    • 参加費:無料
    • 参加申込み:資料準備等の関係上、参加希望の方はできるだけ事務局までお申し込みください。お問い合わせもこちらにお願いいたします。(事務局 slm.gengokanri@gmail.com
    • 参加申込み締切:2月28日(水)※当日受付もいたします。

テーマ:多様化する社会の接触場面研究の新たな課題を考える

趣旨:近年、日本では多様な言語背景をもつ外国人居住者が増えてきており、接触場面における参加者の言語使用や、言語問題をめぐる言語管理も多様化しています。本分科会では多様化する接触場面参加者の言語使用や、母語場面での多様な言語管理の事例から接触場面研究を再考し、今後の課題を考えます。

13:30-    開場(受付開始)

14:00-14:05 開会の挨拶
司会 福永由佳(国立国語研究所)

14:05-14:55 講演1
「外国語使用の多様化から接触場面研究の行方を考える」
・・・・・・サウクエン・ファン氏(神田外語大学)

要旨:外来性による言語問題を扱う接触場面の研究は1970年代からオーストラリアで展開され、以来、日本でもさまざまな分野で成果が蓄積されてきた。本発表は、まずいくつかの関連概念を整理しながら、外国語教育の流れの中における接触場面研究の位置付けを確認する。そのあとは、ますます多様化していく外国語使用の観点からこれからの接触場面研究の可能性を考えたいと思う。

14:55-15:35 講演2
「コミュニティの異なる母語場面参加者の調整行動:言語管理の多様性に係る序論的研究として」
・・・・・・中川康弘氏(中央大学)

要旨:本発表では、接触場面での言語使用をみる枠組みの一つであるコミュニティに着目する。異なる母語コミュニティに属する者が交わる日常の母語場面で、各々にどのような管理がみられるか。オーストラリアでの多言語使用者の事例を示し、継承語教育の「多様な」母語の扱いに触れつつ、母語コミュニティが言語規範に与える影響について考察を試みる。そして本発表を、母語話者の多様性の検討に向かう言語管理の序論的研究と位置付ける。

15:35-15:50 休憩

15:50-16:25 全体ディスカッション
司会 栁田直美(一橋大学)

16:25-16:30 閉会

言語管理研究会HP:https://lmtjapan.wordpress.com/