第4回 国際言語管理シンポジウムのお知らせ

※発表応募締め切り日が延期されました。(2015.03.01)

第4回 国際言語管理シンポジウム
言語管理研究における「プロセス」の再考
4th International Language Management Symposium:
Reconsidering ‘the process’ in Language Management

日程:2015年9月26日(土)~27日(日)
場所:上智大学四ツ谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町7-1)

趣旨:
日本においても、学会や研究会などでもよく取り上げられるようになった「言語管理理論」について、世界各国の言語管理理論の研究者、あるいはその関連分野の研究者が集い、2008年以降、定期的に国際シンポジウムを開催しています。この大会は、これまで、モナシュ大学(メルボルン)、早稲田大学(東京)、カレル大学(プラハ)で行われてきましたが、このたび、上智大学で開催されることになりました。
言語管理理論は、1987年にJ.V.ネウストプニーとB.H.イエルヌッドにより提唱された理論です。言語管理理論の応用の範囲は、個人レベルのインターアクション(相互行為)場面、例えば、学校、職場、家庭など、さらに家族間、社会や政治的集団、大学、企業、政府、メディアなどのより複雑化した場面における言語使用および言語に対する態度の分析へと拡がりを見せています。また、言語管理理論を用いた研究の多くは、言語行動のみならず、非言語行動も含んだコミュニケーションや、社会文化的な要素も視野にいれるようになっています。
今回、東京で開催される第4回言語管理シンポジウムは、言語管理理論の中心的な要素である「プロセス」に焦点をあてることになりました。言語管理理論の大きな特徴は、ミクロレベルのインターアクションからマクロレベルの言語政策に至るまでの様々なレベルでのプロセスを重視することです。プロセスの中心となるのは、“(規範からの逸脱などの)留意(気づき)”、“留意した現象の評価”、“調整計画”、“調整計画の実施”という4段階です。近年の特筆すべき研究テーマとしては、ミクロレベルにおける言語使用とマクロにおける言語政策との関係(Nekvapil, 2009)、インターアクションに向けた事前調整(Nekvapil & Sherman, 2009)、調整実施後の再評価段階(Kimura, 2013)などが挙げられます。(詳しくは http://languagemanagement.ff.cuni.cz/en/language-management 参照)。言語管理理論の「プロセス」を実証的に調査した研究や、上述の管理プロセスのモデルを発展させるような提言など、多彩な研究発表を募集しています。
第4回になる言語管理シンポジウムでは、上智大学の後援を受け、言語管理理論に関する第一線の研究者を海外から招待したパネルディスカッションも予定されています。皆さまの多数のご参加をお待ちしております。

招待講演者
Jiri Nekvapil(チェコ・カレル大学)
Bjorn Jernudd(アメリカ・元香港バプテスト大学)
Sau Kuen Fan(神田外語大学)

研究発表の募集:
シンポジウムでは、今回のテーマ“言語管理理論における「プロセス」の再考”に関連した研究発表を募集しています。応募の資格は特にありません。発表希望者は、英語による応募要旨(300–500 words)を下記アドレスまでお送りください。論文審査員による査読後、発表者には発表原稿等の詳細をご連絡します。なお、研究発表は英語になります。

発表応募送付先: lmt_2015@sophia.ac.jp

応募締切:2015年2月15日 2015年3月31日

論文審査員
Vit Dovalil(チェコ・カレル大学)
リサ フェアブラザー(上智大学)
木村 護郎クリストフ(上智大学)
高 民定(千葉大学)
Helen Marriott(オーストラリア・モナシュ大学)
宮崎 里司(早稲田大学)
村岡 英裕(千葉大学)
Tamah Sherman(チェコ・カレル大学)
Marian Sloboda(チェコ・カレル大学)

大会運営委員
木村護郎クリストフ(大会委員長)
リサ フェアブラザー(副委員長)
増田 裕子
武田 加奈子

問い合わせ先:
lmt_2015@sophia.ac.jp(日本語・英語可)

※国際シンポジウムの最新情報は以下のサイトでもご覧いただけます。
(日本語) http://dept.sophia.ac.jp/is/solific/lecture/lmt_2015/
(英語) http://dept.sophia.ac.jp/is/solific/en/lecture/lmt_2015/

上智大学国際言語情報研究所 主催
言語管理研究会 共催