言語管理研究会第33回定例研究会のお知らせ(改訂版)

本年度の全体テーマ:評価の多様性と言語管理

第33回研究会では研究会メンバーのサウクエン・ファン氏(神田外語大学)、村岡英裕(千葉大学)が話題提供者となります。皆様のご参加をお待ちしております。

  • 日時: 3月8日(土)14:00〜16:00
  • 場所: 神田外語学院4号館3階会議室  3号館4階402教室(東京都千代田区内神田2-13-13)
  • アクセスマップ:http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/access/

今回の定例研究会では、神田外語大学GCI共同研究プロジェクトの一部として行われた事例研究から、多言語多文化社会における移民の言語使用のレパートリーを彼らの評価を通して探る試みを報告します。

題目「オーストラリア香港人移民の書き言葉のレパートリーをめぐって:多言語景観への留意と評価の分析から」

話題提供者:サウクエン・ファン(神田外語大学)

要旨:本研究は書き言葉の民族誌(ethnography of writing)から出発し、多言語多文化社会における移民の言語使用の実態とその意義を考える基礎研究に位置づけられる。今回の研究対象は中国への返還をきっかけにオーストラリアに移住した香港人移民の子供に絞り、彼らが身の回りにあふれる多言語景観についてどのように受け止め、考えるかを言語管理理論に基づいて考察する。対象者はそれぞれの置かれた言語環境によって中国語、とりわけ漢字習得の軌道(trajectory)が異なるのだが、言語能力中心の「言語リテラシー」ではなく、言語使用能力とも言える「言語レパートリー」(Gumperz 1964)の概念を用いて、彼らの多言語景観に対する留意と評価の特徴から多文化多言語オーストラリア社会の現状と今後の行方を考える。

題目「日本の外国人住民の多層的な評価とその文脈:移動する人々の言語レパートリー予備調査の報告」

話題提供者:村岡英裕(千葉大学)

要旨:本研究では、多言語多文化社会へと変容しつつある日本に住む外国人を対象にした言語レパートリーに関する予備調査の報告を行う。従来、言語管理研究では具体的な場面で行われる言語管理プロセスを分析し抽出してきたが、本研究では、場面性の範囲をさらに拡げ、言語管理プロセスの文脈化を試みる。予備調査では3名の外国人住民を対象に言語バイオグラフィー(Nekvapil 2004)とインタビュー時点の日常生活でのインターアクションに関するインタビューを行った。直接の文脈であるインタビュー場面における相互行為と、外国人住民の言語使用に関わっていると思われる来日前から現在までの通時的な管理(村岡2010、高2010、今2012)の文脈、という2つの軸を設定し、そのなかに報告された言語使用に対する評価を位置づけてみたい。

配布資料準備の都合上、参加希望の方は研究会事務局:muraoka@shd.chiba-u.ac.jp までご連絡ください。

言語管理研究会第33回定期研究会のお知らせ

本年度の全体テーマ:評価の多様性と言語管理

第33回研究会では研究会メンバーのサウクエン・ファン氏(神田外語大学)、村岡英裕(千葉大学)が話題提供者となります。話題要旨は追ってお知らせいたします。皆様のご参加をお待ちしております。

  • 日時: 3月8日(土)14:00〜16:00
  • 場所: 神田外語学院4号館3階会議室(東京都千代田区内神田2-13-13)
  • アクセスマップ:http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/access/
  • 題目「オーストラリア香港人移民の書き言葉のレパートリーをめぐって:多言語景観への留意と評価の分析から」

話題提供者:サウクエン・ファン(神田外語大学)

  •  題目「日本の外国人住民の多層的な評価とその文脈:移動する人々の言語レパートリー予備調査の報告」

話題提供者:村岡英裕(千葉大学)

配布資料準備の都合上、参加希望の方は研究会事務局:muraoka@shd.chiba-u.ac.jp までご連絡ください。