接触場面の言語学 Linguistic Studies of Contact Situations

村岡英裕、サウクエン・ファン、高民定共編,2016,接触場面の言語学:母語話者・非母語話者から多言語話者へ,日本語教育研究7,ココ出版

内容紹介(ココ出版より)
「J.V.ネウストプニーによって始められた接触場面研究は、社会言語学や日本語教育の分野において広範に進められてきた。本書では、その接触場面研究のアーカイブとして役立つよう、幅広い研究の成果を収録。接触場面研究の全体像を概観しつつ、今後の展望を示す。接触場面を研究する者にとって必読の書。」

http://cocopb.com/cocobooks/booksinfo/エントリー/2016/10/10_978-4-904595-84-8.html

目次
第1部 接触場面研究とは何か
第1章 接触場面研究のパラダイム
     村岡英裕

第2章 接触場面における言語問題と問題分析
     高民定

第2部 接触場面とディスコース
第3章 接触場面における日本語のフォリナー・トーク
    ―非言語行動を含めた特徴と話者によるバリエーション―
     御舘久里恵

第4章 母語話者による場面に応じたスピーチスタイルの使い分け
    ―母語場面と接触場面の相違―
     伊集院郁子

第5章 中日接触場面の話題転換
    ―中国語母語話者に注目して―
     楊虹

第3部 接触場面のタイポロジー
第6章 チューター場面における言語管理
    ―チューターの言語管理プロセスを中心に―
     吉田千春

第7章 非母語話者同士の日本語会話における言語問題
【追記:第三者言語接触場面研究の意義と今後の課題】
     サウクエン・ファン

第8章 共通言語接触場面における帰国生の挨拶行動
     榊原佳苗

第4部 接触場面とプロセス
第9章 接触場面における不一致応答
    ―中国人学習者と日本語母語話者の相違―
     王玉明

第10章 接触場面における勧誘談話の分析
    ―勧誘者によるシグナル判定をもとに―
     武田加奈子

第11章 韓国人超上級日本語話者の言語管理
    ―事前調整を中心として―
     キム キョンソン

第5部 接触場面の変容
第12章 多言語使用者の言語管理を考える
    ―多言語社会であるマレーシアでの言語選択の例から―
     石田由美子

第13章 接触場面の接触性(contactedness)
    ―海外在住日本人参加者の意識する接触性―
     舛見蘇弘美

第14章 「参加者」の視点から考える「接触場面の変容」と言語管理
    ―日本の韓国人居住者の接触場面の参加に関するケーススタディー―
     高民定

第15章 接触場面に向かう言語管理
    ―多言語使用者の会話におけるfootingと言語バイオグラフィーによる
     分析―
     村岡英裕